お酒屋さんの通信販売
今の酒屋さんは総合商社?
そもそも酒屋とは、お酒を造り、販売するところを指します。最初は鎌倉時代に始まったものだそうです。酒屋としてお酒を造り、販売して行くうちに、多額の資本を持つようになりました。そこから金融業などにも手を広げていっていたようです。
現代でいう総合商社のような要素もあり、また京都以外の町では現代でいう商工会議所の会頭のような顔役としての役割も果たしていたそうで…今で言うと何でもやさんとか、コンビニエンスストアのような感じでしょうか?ちょっと違いそうです…
酒作り自体は衰退?
元々はお酒を作り、売ることで、財産を築き上げて行った酒屋さんですが、大手の工場でもお酒を安く大量に作るようになってきたこともあり、お酒作り自体は衰退していきました。
お酒で作り上げた財産はあることから、そこから別の業種に手を出している人も多く居るそうです。なので、お酒の売っていない酒屋というものも、存在しているのだとか…。そういえば、お酒のない酒屋は見たことがありませんが、お酒以外のものも多く扱っている酒屋さんは見たことがあります。
それに対して、純粋に醸造業と酒の販売だけに専念する零細な酒屋を造り酒屋と呼んで区別しているのですが、その境界線は明確に定義づけられているわけではないのでとても曖昧なのだそうです。今ではそんな作り酒屋も見ることが少なくなりました。銘酒と呼ばれるものでないと残っていないのかもしれません。
昔ながらの酒屋
大手の会社に代表されるように、全国規模のお酒を売っている会社もありますが、地ビール、地酒などを取り扱っているところは昔ながらの酒屋といった雰囲気のところが多いように思います。
また昭和初期までは、一升瓶というものがまだ無かったこともあり、樽から量り売りを主にしていたのだそうです。今では見ることはありませんが、一升瓶よりもなんだかお酒らしくて美味しそうに見えてしまいます。
その頃は、酒屋の店頭には、いろいろな酒蔵から買いつけてきた酒が菰をかぶった樽に入れられて置かれており、お客さんの好みに合わせて、酒屋の主人がそれらをブレンドして売っていたなんてこともあったのだそうです。混ぜてしまっても大丈夫なものなのでしょうか…?そこは主人の力量ですよね。
こうして、お客さんの好みを覚えてくれているというのも、お客さんからしたら嬉しかったのではないでしょうか。今では、そこまで親しくなれるお店もあまりありませんもんね。今の時代にこそ、あると面白いかもしれません。